建築デザインプラウドシティ吉祥寺

敷地のすみずみまで木と緑が感じられる
大規模複合開発マンション

JR吉祥寺駅からバスで約10分の落ち着いたエリアに誕生した、総戸数678戸の大規模複合開発レジデンス「プラウドシティ吉祥寺」。既存樹の2本の大木を残し、広い中庭に木造の共用棟を設けるなど、敷地全体に木と緑が感じられるマンションの見どころを担当者が語ります。

メインビジュアル

地元で親しまれてきたヒマラヤスギを囲むにぎわいの広場

「プラウドシティ吉祥寺」は、JR中央線「吉祥寺」駅からバスで約10分の場所にある大規模マンションです。「手が届く範囲の暮らしやすさ」を追求した複合開発プロジェクトとして、敷地内にはカフェ、スーパーマーケット、認可保育所や学童保育施設を備えています。

敷地は日本無線三鷹製作所の跡地で、井の頭公園から徒歩圏内である一方、北側の前面道路沿いには樹齢約80年のヒマラヤスギの大木が2本そびえ立ち、長く地元の人々に愛されてきました。そのため、プロジェクトチーム内には当初から、これらのシンボルツリーを残したうえで、すみずみまで武蔵野の自然と一体になったような、木や緑が感じられる場にしようという強い思いがありました。そこで、まず北側にはヒマラヤスギを囲むようにスーパーマーケットやカフェを配し、さまざまなイベントにも使える広場「ヒマラヤガーデン」を設けました。

また、目の前のバス停近くには屋根付きのバス待合所を新設しました。マンションのエントランスからはカフェの裏手に設けた回廊を経由して、雨の日も濡れずにバス停まで至ることができます。

木造共用棟のある中庭を中心にした配棟計画

敷地全体を木や緑が感じられる場にするために、もう一つ、大きな役割を果たしているのが、敷地の中央を貫く大きな中庭空間です。中庭を囲むように各棟を配することによって、閉塞感を軽減し、開放感を演出しました。

「ティンバーガーデン」と名づけた中庭には中高木やウッドデッキを配しました。写真の奧に見えるのは後述する「キッズアンドコミュニティスタジオ」、右手前は木造棟です。温かみのある空間をつくるため、マンションの外観にも、緑になじむ木調のルーバーを多く取り入れています。

中庭の奧に独立して建てた木造の共用棟は、緑や木を感じる空間という全体コンセプトの象徴として当初から力を入れて計画したものです。木の香りが漂い、時間とともに味わいを増す、本物ならではの居心地がよい空間を実現したかったからです。

さらに、中央の中庭だけでなく、共用廊下沿いにも緑豊かなアプローチを設けました。ちなみに、この物件は、生物多様性に配慮した計画により「いきもの共生事業所認証」(ABINC認証)を取得しています。

庭の緑が眺められる多種多様な共用スペース

入口から中庭を経由して奧の木造棟に至るまで、敷地内には随所に、多種多様な共用施設を設けています。エントランスは木調の扉や縦格子が目を引く、開放的でダイナミックなデザインです。

一歩入ると、まず正面奥に2層吹き抜けの「オーナーズラウンジ」があります。最初に目に入るアイストップとなるため、印象的で格調あるデザインを目指しました。

また、エントランスの脇には「ヒマラヤガーデン」に面した「ヒマラヤラウンジ」も設けました。ヒマラヤスギの樹冠をイメージした曲線のデザインを随所に取り入れ、柔らかな空間を演出しました。

次に、敷地の中ほどに設けたのが、「キッズアンドコミュニティスタジオ」です。中庭に面した開放的なスペースで、遊んでいるお子さんを見守りながら、大人が会話を楽しめるだけでなく、キッチンを備えた一角を仕切って貸し切りのパーティールームとして使うこともできます。

一方、奧の木造棟には、「ライブラリーアンドスタディルーム」「マルチルーム」「ゲストルーム」の三つのスペースがあります。いずれも木をふんだんに用いた落ち着ける内装で、目下、テレワークができるスペースとして活躍中です。

新しい間取りの提案とコミュニティを醸成する仕掛け

住戸のプランについても、新しい間取りを提案したいと検討を繰り返し、「住まいの中心にキッチンを配し、家族で空間をシェアし、つながるプラン」、「バルコニー側にキッチンを設け、洗面室と連続させることで家事動線がつながり、回遊性の高いプラン」等、お客様の生活を充実させるプランを実現しました。全戸のキッチンに標準で開放的なマントル型レンジフードを採用したのも、新しい試みの一つです。

居住者のみなさまだけでなく、地域のコミュニティの醸成を図るため、さまざまなコミュニティイベントのプログラムも用意しています。実際、昨年のクリスマスシーズンには管理組合の主催で、「ヒマラヤガーデン」のイルミネーションの飾り付けを行うイベントが開催されました。今後、お住まいの皆さんがいっそうここでの暮らしを楽しみ、街と住まいへの愛着を深めていただければ幸いです。

インタビュー

野村不動産 住宅事業本部 事業推進二部 推進三課 正木 亨

「プラウドシティ吉祥寺」の計画にあたっては、お住まいいただく皆様の居心地や使い勝手をいかに高めるかを、プロジェクトチーム一同、日々検討し、追求してきました。現在のコロナ禍においては、内外に設けた多種多様な共用スペースをテレワークなどにご活用いただいています。これからも、変化するライフスタイルにも柔軟に対応し、永く住まわれることを願っております。
今後のプロジェクトにおいても、細部にまでこだわり、お客様に喜ばれる快適な住まいを実現し続けることを使命に、いっそう努力を積み重ねていきたいと思います。

プラウドシティ吉祥寺

所在地
東京都三鷹市下連雀
交通
JR 中央線「吉祥寺」駅 徒歩23分、JR 中央線「吉祥寺」駅 バス約10分
総戸数
678戸
竣工
第1工区/2020年1月、第2工区/2020年10月

※掲載の情報は、2021年3月時点の情報です