多くの「住みたい街」ランキングで上位にランクされ続けている街、「吉祥寺」。トレンド、アクセスのよさ、緑と癒やし、アートとカルチャーと、今の暮らしに求められるものがバランスよく揃っているこの街を、住む人目線で歩きます。
通勤帰りに気軽に寄れる駅ビル「atre」。「成城石井」と「デイリーテーブル 紀ノ国屋」が出店している
「吉祥寺」の街の玄関は「吉祥寺」駅。JRの中央線と総武線と、京王井の頭線が停車します。JR総武線には東京メトロ東西線直通もあるので、新宿、東京、渋谷に加え、大手町へもダイレクトにアクセスできます。「吉祥寺」はそんな「吉祥寺」駅を中心に広がる街で、さまざまな表情を持っているのが最大の特徴でしょう。
たとえばショッピングと食でいえば、広々としたアーケード商店街の「サンロード商店街」の隣りに、路地に個性的な店がひしめく「ハーモニカ横丁」があり、「東急百貨店」や「PARCO」といった大型店の足元に、ファッションや専門色の強い雑貨を扱う小さな店やこだわりのレストランが並んでいるといった具合です。「井の頭恩賜公園」を望む隠れ家イタリアンの「リストランテ プリミ・バチ」、世界各国から集めたカゴとバスケットが店内にぎっしりと並ぶ「menui 東急裏店」……。選べる喜び、発見とときめき。毎日が新鮮な「吉祥寺」での暮らしです。
井の頭恩賜公園の緑に囲まれた「リストランテ プリミ・バチ」。北イタリアの郷土料理をベースにした本格的イタリアンを楽しめる人気店
中道通りにも店舗を構える老舗の雑貨店「menui 東急裏店」。柳のバスケットをはじめ天然素材のかごが集まっています
「吉祥寺」の多彩さはモノや食だけに限りません。アートやカルチャーでも選択肢は豊富です。「吉祥寺美術館」「吉祥寺シアター」「武蔵野公会堂」。マニアが一目置くライブハウスも一つや二つではありません。文化と身近に親しみ、刺激と共に心をアップデートする。そんな暮らしがかなう街です。
カフェも併設している「吉祥寺シアター」や「PARCO」地下2階の「アップリンク吉祥寺」など、映画館や文化施設が街のランドマークになっている
賑やかな「吉祥寺」の街ですが、駅前から歩を進めると次第に閑静な住宅街の様相を帯びてゆきます。緑も眼に付くようになりますが、その代表といえるのは「井の頭恩賜公園」でしょう。緑と水の大空間に、テニスコートなどの運動施設、動物園、野外ステージなどが揃ったこの公園は、この街に住む人たちの健康作りの場所であり、心のオアシスであり、新しい刺激を受ける場でもあります。イベントやマルシェが毎週のように開催されていますので、賑わいの中で新しい出会いもあるでしょう。
さまざまな顔を持つ「吉祥寺」は、幅広い世代の人たちが自分の価値観を大切に、思い思いに楽しみながら暮らすことのできる、多様性の街といえます。
今年は年賀状を出しましたか?メールやSNSでの連絡が多くなり、手紙を書く機会が減ってしまった私たち。でもだからこそ、心のこもった手紙は受け取った人の心に深く染みます。「吉祥寺」の「中道通り」にある「ペーパーメッセージ」は紙雑貨の専門店。色とりどりに揃ったオリジナルのメッセージカードがあなたの「手紙書きたいゴコロ」を刺激します。
花をかたどった一輪挿しのカードや紙のバック、トーストのメモ帳など、楽しいアイデアの紙のアイテムが揃う店
「『ペーパーメッセージ』は紙のアイテムがたくさん揃った専門店です。メッセージカードはもちろん、メモパッド、ふせん、ブックカバー、紙袋、包装紙、カレンダーなど、紙でできているものならなんでもというくらい、いろんなアイテムを揃えています」
そう話してくれたのはスタッフの方。店内にはかわいいペーパーアイテムがたくさん。誰にプレゼントしようか、自分で使っちゃおうか、頭の中で妄想がグルグルします。どれも手軽に買える値段なのも魅力です。
「『ペーパーメッセージ』は高知県にある印刷会社が始めたお店です。専属のデザイナーが5人いて、社内でイラストを描いて、デザインして、印刷して、販売してと、一貫して行えるので、いろんなアイテムが作れるんです。カードだけで数百枚、アイテム全部だと数千点もあると思います。」
ディスプレイはこまめに変更。いつ訪れても発見がある
「うちの猫博」「花フェスタ!」など、店内イベントも開催。
「うちの猫博」は、寄せられた猫の写真をイラスト化して紙雑貨を作るというもの。過去に制作したシールが扉に貼られていた
膨大なアイテムを揃えている「ペーパーメッセージ」ですが、店内は、選びやすいように整理されています。ディスプレイにはテーマがあり、提案があり、見ていると「あっ、こういう使い方いいかも。いやいや、自分ならこう使おう」というひらめきがあります。
さらにオリジナルのペーパーアイテムも作れます。例えば結婚式の招待状や席札、ウェルカムボード。オリジナルノートは店内でその日に作ることができます。
「ぜひお店にいらしてください。ネットでご注文いただくこともできますが、見本がありますし、デザインの打ち合わせもスムーズです。お店に並んだアイテムも参考になると思います」
取材は平日の午前中に行いましたが、お客様がひっきりなしに訪れています。
熊手や人形焼を図案化した和風のカードは海外からのお客さまに人気。海外の友人へのメッセージにも
「『吉祥寺』にお店を出したのがよかったのかもしれません。弊社のオーナーが東京への出店を計画した際、いろんな街に行ってみたそうです。で、この『中道通り』を歩いたとき、『ここだ』と直感したそうです。活気があって、個性的で魅力的なお店がたくさん並んでいて、専門店を受け入れる懐の深さもある。ウチのイメージと合うんじゃないかということで、その足で即、不動産屋さんに行って決めたと言っていました」
街の個性はそこで暮らす人たちが知らずしらずのうちに作るもの。昨秋に開店14周年を迎えた「ペーパーメッセージ」は、これからもクリエイティブな街「吉祥寺」の大事なピースの一つであり続けるでしょう。
取材協力:ペーパーメッセージ吉祥寺店
※掲載の情報は、2025年3月時点の情報です