プラウドが生まれる街川崎市 高津

高津は、都心へのアクセスの良さと、自然・教育・文化がバランスよく整った街。普段づかいのショップが揃い、子育て環境に恵まれたこの街は、気取らない雰囲気が魅力です。二子玉川や溝の口へ自転車で行ける距離感で、賑わいもすぐそこ。安心感と楽しさのバランスが心地よい街・高津を歩きます。

1 高津を歩く

二子玉川と溝の口を普段使い
静かな豊かさを育む街・高津

「高津」駅は川崎市高津区にある東急田園都市線・大井町線の駅。「渋谷」駅まで直通17分、「大手町」駅へ38分、「自由が丘」駅へ13分と、軽快なアクセスが魅力です。隣駅の「溝の口」からはJR南武線も利用可能で、通勤や通学はもちろん、休日のお出かけにも便利です。

買い物便利な溝の口は自転車で行ける距離。溝の口には大型商業施設から昭和レトロな商店街まで揃っている
買い物便利な溝の口は自転車で行ける距離。溝の口には大型商業施設から昭和レトロな商店街まで揃っている

そんな「高津」駅の周辺、なかでも駅西口を出てすぐの府中街道沿いに、個人店からチェーン店まで、暮らしを支える店がたくさん並んでいます。
スーパーマーケットは23時まで営業している「東急ストア」が駅西口の目の前にあり、少し足を延ばせば「ライフ」「ノクティ1・2」。「二子玉川ライズ」も選択肢に入るでしょう。

ベーカリーとカフェエリアに分かれている「Len」は高津駅から徒歩5分ほど。大山街道沿いにある

個性豊かなショップもあります。「Len」は「Made in Local」がコンセプトのパンとスイーツの店。どの商品にも地元川崎の農産物が使われています。丁寧に手作りされたパンとスイーツはイートインコーナーでも楽しめます。イタリアンの「L’OSTERiA」は今年で開業8年目を迎えた人気店。手仕事の温かみが伝わる料理に、ソムリエでもあるシェフが提案するワインがマリアージュ。一人でもグループでも、至福の時間を楽しめます。

本格的なイタリア料理を気軽な雰囲気の中で提供する「L’OSTERiA」

高津は自然と文化を纏い
丁寧な暮らしを紡ぐ街

小黒恵子童謡記念館。1階のホールに据えられたピアノはベーゼンドルファー製で演奏可能(日時限定・要予約)
小黒恵子童謡記念館の母屋は1879年築。重厚な門に、大樹がそびえる庭。高津の街の歴史と格式を物語っている
岡本かの子文学碑。台座の設計は丹下健三で、碑文は川端康成の直筆を元に刻まれている
岡本かの子文学碑。台座の設計は丹下健三で、
碑文は川端康成の直筆を元に刻まれている

大山街道沿いに栄えた高津は、古くから芸術家や文化人を輩出してきました。小説家・岡本かの子は「高津」の旧家の生まれ。「二子神社」の脇に建つ「岡本かの子文学碑」は、息子である芸術家・岡本太郎の作です。童謡作家・小黒恵子は高津で生まれ、暮らしました。邸宅は「小黒恵子童謡記念館」となり、氏の偉業を伝えるとともに、ワークショップやコンサート、童話の読み聞かせ会などを頻繁に開催しています。

江戸時代から地域の人に親しまれてきた歴史ある溝口神社
江戸時代から地域の人に親しまれてきた歴史ある溝口神社

街には保育園が複数立地し、公立の小中学校もあり、安心できる子育て環境です。「市立高津図書館」「川崎市高津スポーツセンター」など文化施設も充実し、街のコミュニティの中心になっています。

桜の名所としても著名な二ヶ領用水。散歩コースとしても人気
桜の名所としても著名な二ヶ領用水。散歩コースとしても人気

駅から少し歩くと閑静な住宅街が広がる中、「溝口緑地」「溝口北公園」などの公園が点在しています。市民に親しまれている史跡「久地円筒分水」や「溝口神社」、多摩川の河川敷もすぐ近く。休日にピクニックをしたり、サイクリングを楽しんだり、暮らしのなかに自然を感じられるのも高津の美点の一つです。

2 新しい風

花とカフェが紡ぐ
高津の街の新しいオアシス

フラワーショップは街のオアシス。高津には駅構内に、かつて地域の人々に愛されたフラワーショップがありました。閉店から3年が経った今でもその存在を懐かしむ声が聞かれるほどです。この街でバーを営んでいた倉科結花さんも、そのフラワーショップに思い入れのある一人でした。

「hana cafe nico」オーナーの倉科結花さんは、高津区在住。高津の街との付き合いはお父さんが23年前にラーメン店を開いて以来と長きにわたる。
「hana cafe nico」オーナーの倉科結花さんは、高津区在住。
高津の街との付き合いはお父さんが23年前にラーメン店を開いて以来と長きにわたる。

「私の場合、仕事でもプライベートでもお付き合いがあったのでなおさらでした。駅構内のフラワーショップの店長さん、今の私のビジネスパートナーですが、彼女は10年前に私がバーを始めたときにお祝いのお花を届けてくれたとき以来の知り合いで、プライベートでも一緒にご飯を食べに行ったり夢を語り合ったりする仲になりました」

hana cafe nico。手前がフラワーショップ、奥がカフェになっている
hana cafe nico。手前がフラワーショップ、奥がカフェになっている

その夢とは、二人でカフェとフラワーショップを組み合わせた店を作ること。当時は文字通り夢でしかありませんでしたが、ある日、実現へと動き始めます。「高津」駅のすぐ近くにちょうど良いスペースが空いたのです。そこは倉科さんのお父さんがラーメン店を経営していた場所でしたが、引退して店を閉めることになりました。

カフェはテーブル席が二つとカウンター席。鮮やかな壁の青は倉科さんこだわりの特注色
カフェはテーブル席が二つとカウンター席。鮮やかな壁の青は倉科さんこだわりの特注色

こうして今年の1月にオープンしたのが「hana cafe nico」。カフェ担当は倉科さん、花担当は、駅構内のフラワーショップで店長を務めていた柿﨑祥子さん。二人にとっては長年温めてきた夢の実現、高津の人々にとっては待ちわびていたフラワーショップの復活です。

生花に加え、ドライフラワーにも力を入れている。「SDGsじゃないですけど、お花を捨ててしまうのはかわいそうですから」と柿﨑さん
生花に加え、ドライフラワーにも力を入れている。
「SDGsじゃないですけど、お花を捨ててしまうのはかわいそうですから」と柿﨑さん

「hana cafe nico」は、「高津」駅の西口から徒歩1分ほど、賑やかな府中街道沿いにあります。通りを行く人々は、店頭に溢れんばかりに並べられた花々に目を細めながら通って行きます。
「お花屋さんって、前を通るだけで気分が上がるじゃないですか。店頭に並んだ花を見て、香りを楽しんで、街の人たちに元気と癒やしをプレゼントできたらいいなと思っています。フローリストの柿﨑はこの街の皆さんのお花の好みが分かっていますから、よいものを揃えていますよ」

高津の街の花カフェでは
花と人と夢が出会う

花を散らしたお菓子とお茶は、見た目も香りも楽しめる。器もこだわりを持って選ばれている

花を愛でながら店の奥に進むとカフェ・エリア。ドリンクもフードも、どれも華やかです。食べられるエディブルフラワーが使われていたり、野菜も彩りが考慮されていたり。食べ物・飲み物から季節感が感じられます。もちろん、店内には花がいっぱい。ティーカップを片手に、色とりどりに咲く花々を眺めながらゆったりと過ごすことができます。

春に開催した子ども向けの花屋さん体験会はプロカメラマンの撮影もあって大盛況。店内イベントの他に、地域のマルシェなどにも参加している

「hana cafe nico」はイベントスペースとしても使われています。オイルを満たしたボトルフラワー「ハーバリウム」、クリスマスにぴったりの「リース」など、手作りで楽しむワークショップを毎月開催しています。他にも、プロのカメラマンによる撮影会や、アクセサリー作家とのコラボレーションイベントなど、この街で長年ネットワークを広げてきた倉科さんと柿﨑さんだからできることです。

「この街にはクリエイターさんが多いみたいで、うちの店でイベントをやりたいって言ってくださる方が結構いらっしゃるんです。面白そうって思ったら、積極的にコラボしています」と話す倉科さん。
「hana cafe nico」は「高津」の街に今日も笑顔の輪を広げています。

3 この街の物件はこちら

※掲載の情報は、2025年10月時点の情報です