【PROUD 公式HP】大和の街のおいしい店｜大和駅近ライフ｜-プラウド大和-｜「大和」駅徒歩3分の新築マンション

まずは、大和駅から徒歩13分ほどと少し歩きますが、駐車場が広いので、近所の人だけでなく、
周辺地域も含め、たくさんの人たちが車でも買いに来るという人気のベーカリー「こむぎのもりブンブン」。
平日は10時、土曜祝日は7時のオープンから、パンが焼けるいい香りに誘われて、途切れることなく次々とお客さんが訪れます。

数あるパンのなかでも一番人気なのが「デニッシュロール」。
外側はこんがりパリパリ、中はしっとりふわふわ……、なんとも幸せな食感なのです。焼き上がり時間にはずらりと並べられますが、あっという間に売れてしまうので、もし見つけたらトレーにひとつ、キープすることをおすすめします。

ほかにも、朝の食卓に欠かせない食パンやバターロールなどの定番パン以外に、コロッケパンやカレーパン、サンドイッチ、ピザなど、アイデアたっぷりの惣菜パンなども豊富。子どものおやつやコーヒータイムにぴったりな、ドーナツやラスク、サブレもあるので、あれもこれもと選んでいるうちに、ついつい買いすぎてしまいそうです。

この「こむぎのもりブンブン」が人気である最大の理由は、店内の厨房で作られた、焼きたてパンが食べられるからでしょう。
すべてのパンが、小麦粉の状態から“フルスクラッチ製法”で手作りされているのです。
例えば、惣菜パンのカレーも明太フランスの明太子ペーストも店内で手作り。
ときどき「焼きたてです！」という声とともに、焼きたて・揚げたて・作りたてのパンが厨房から運ばれてきて、店内にいるお客さんの視線を集めています。

そんな厨房スタッフのひとり、野口蓮さんは大和の街で生まれ育ったそうです。

「歩きやすい歩行者専用のプロムナードができたり、図書館も充実した文化施設『シリウス』ができたり、大和駅の周辺が少しずつ便利になってきて、街の雰囲気もよくなってきたな、と感じています。周辺に公園もたくさんあるので、ファミリー層が増えたようにも思いますね。うちの店でパンを買って、近くの公園でピクニック気分を楽しむお子さん連れのお客さんもたくさんいて、店としても自分としても、うれしいです」

動物の顔が描かれたパンが並んでいたり、お好み焼きのように鉄板の上のパンをコテで取るディスプレイがあったり、子どもたちが喜ぶツボを、ちゃんと押さえていることも人気の理由です。
さらには、パンを購入したら無料でコーヒーをいただけるサービスもあり、店を訪れる楽しみが広がります。

続いてご紹介するのは、話題の“チャコールフード”がいただける「紗Le-bon（シャルボン）」。
“チャコール”とは炭のこと。
つまり、食用の竹炭を使った料理を提供している珍しい店なのです。
ミネラル豊富であることに加えて、デトックス効果も期待できるといわれる竹炭。
こちらでは、とんかつやハンバーグなどに使われています。

そのとんかつは、衣に竹炭が混ぜられていて……、やはり黒い！
見た目に驚くかたもいらっしゃるかもしれませんが、竹炭は無味無臭なので、まったく抵抗なくおいしくいただけます。
写真は「黒ロースかつ定食」（ランチ1,000円）です。

もうひとつの看板メニュー「ハンバーグ定食」（ランチ1,000円）の黒ハンバーグは外側だけでなく、内側も黒くてびっくり！
そして食べてみると、さらに驚くはず。
ふんわり、しっとり、とっても柔らかな食感なのです。
ソースはポン酢、ジンジャー、ガーリックの3種類から選べます。

店主の若林克也さんは、長くフレンチシェフとして経験を積んだのちに独立。
竹炭の効果で、1年で10kgのダイエットに成功しその健康効果を実感して、この店をオープンすることを決意したのだそう。
大和の街は奥様の故郷。
店名の「紗」は、実は奥様の名前からとったという愛妻家な一面も素敵です。

「大和に住み出して5年経ちます。東急電鉄の乗り入れが始まったりして、街がどんどん便利になっていくので、今後さらに住みやすくなるといいなぁと思います」

穏やかな笑顔の若林さん。
「こんなものが食べたい」というお客さんのリクエストに応えているうちに増えていったというメニューにも、人柄が窺えます。

そんな居心地のいい雰囲気のなかくつろいでいると、揚げ物や肉料理の店であるのに、不思議と店内のにおいが気にならないことに気づきました。
その秘密は、やはり竹炭にあります。
実は、料理だけでなく、壁の一部に使われているとのこと。
竹炭入りの塗料には脱臭効果があり、空気を浄化してくれるそうなのです。

竹炭のおかげか食後感はすっきり。油のにおい移りも気になりません。
健康や美容を理由に揚げ物や肉料理を避けていたかたにもぜひ味わっていただきたい料理の数々でした。