環境と未来への対応

住戸全体の床空調システムで、
24時間365日
心地よい暮らしを実現
床快full(ゆかいふる)

「床快full空調」断面イメージ
※システムにより、エアコン、床吹出口、断熱範囲等が異なります。
こちらのシステムは、「床快full空調」となります。

床空調システムを利用し、24時間365日、住戸のすみずみまで換気しながら住戸全体を快適な温度に保つ「床快full」。
リビングだけでなく、トイレや洗面室、廊下までを適温に保ちます。場所によっての温度ムラが少なく、ヒートショックの低減や屋外からの花粉やホコリの侵入を防ぐ等、身体にも心地よい居住空間を実現します。
※「床快full」はコンセプト・思想(概念)であり、設備及びシステムではございません。

「床快full空調」断面イメージ
※システムにより、エアコン、床吹出口、断熱範囲等が異なります。
こちらのシステムは、「床快full空調」となります。

床快full空調の暮らし
イメージムービー

「床快full」がもたらす健やかで快適な暮らし

ホテルライクな暮らし

面倒なエアコン操作なしで、365日いつでも快適。

  年間を通じて、住戸全体が一定の温度に保たれているので、部屋から部屋へ移動しても温度に変化が生じにくく、家中が快適になります。
また、「床快full空調」は従来のエアコンによる室温の調整だけでなく、居住空間全体の表面温度が安定する(設定した室温に近づく)ことで、体感温度も快適に保たれます。

おおよその体感温度は、室温と周囲の表面温度との平均値。
[シミュレーション条件]●冬期●外気温5℃●隣住戸13℃(長期空き室相当)日射なし●夜間(23時)
●一般のマンションは、リビングと洋室2及び洋室3の暖房を稼働させたときの状態

ご注意!

1週間を超える長期外出時、床快full空調のエアコンを停止すると、壁や天井も含め快適な温度になるまでに、1日前後の時間がかかる可能性があります。その場合は、通常より設定温度を緩和して連続運転をしていただくか、または、運転を停止し、帰宅時間から逆算して床快full空調のエアコンを遠隔操作し、スイッチをオンにすることをお勧めします。また、各居室の扉は開いた状態にして外出されることをお勧めします。

※遠隔操作については、無線LAN接続環境と、アプリの設定が必要となります。

窓を開けて換気しても短時間で快適な状態に。

連続して運転することで、空気だけではなく、壁や天井、床の温度も輻射効果で快適な温度に保たれています。朝起きた時や香りの強い料理をしたとき等、窓を開けて換気をしても、輻射効果で寒く(暑く)なりすぎず、空気も短時間で暖まり(冷え)ます。

まるでホテルで暮らしているかのような心地よさ。

ずっと住戸全体が一定の温度に保たれているので、暑い日も寒い日も、薄手の部屋着など変わらない服装で生活できます。また、寝具も季節を気にせず最低限のものだけで充分快適です。冬場の朝支度の辛さや、夏場の寝苦しさなどから解放されたホテルライクな住まいをご提供します。

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室内もバルコニーもスッキリ

従来のエアコンであれば、各居室に1台ずつのエアコン、バルコニーには台数分の室外機が必要でしたが、「床快full空調」はルームエアコンをビルトイン、室外機も1台で家中をまかなえます。また、第一種換気の採用により壁の給気口もないため、空間がスッキリします。

※住戸の広さや形状等、諸条件により、エアコン・室外機が2台以上になる場合があります。上記の参考イラスト・プランについては、床快full空調のエアコン・室外機が1台の場合の参考イメージとなります。
※オプションの壁掛けエアコンを設置した場合は、室外機、配管カバー等が必要となります。(オプション設定の場所については、住戸により異なります。)

健康的な暮らし

居住者の夏季の睡眠及び冬季の血圧改善に効果を発揮

野村不動産と慶應義塾大学の共同研究によって、「床快full空調」採用物件に転居した居住者様を対象に、転居前後における健康調査を実施したところ、夏季の調査結果では、室温・湿度の低下により、「体のだるさ」「イライラ」の軽減に効果が見られ、冬季の調査結果では、血圧の安定化や「手足の冷え」の自覚症状頻度の改善が見られました。断熱性能や床チャンバー方式の全館空調(床快full空調が該当)が、住宅内の温熱環境や居住者の夏季の睡眠及び冬季の血圧に良い影響を及ぼす結果を得ることができました。

参考:野村不動産株式会社 慶應義塾大学 プレスリリース(2025年3月6日) 
『住戸全体の床空調システム「床快 full 空調」採用物件転居前後における健康調査を実施』

伊香賀 俊治

1959年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修了。(株)日建設計、東京大学助教授、慶應義塾大学理工学部教授を経て2024年より慶應義塾大学名誉教授、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター理事長。博士(工学)。

室温が安定しているから熱中症のリスクも軽減。

近年、夏の暑さが原因で家庭内で発生する高齢者の熱中症が増えています。これは室内が非常に暑くなることに加え、睡眠中などにエアコンを使わず、脱水症状になるケースが多いことが一因と言えます。 24時間365日空気が快適に保たれる「床快full空調」であれば、熱帯夜の熱中症リスクも軽減できます。

出典:国立環境研究所「19都市・県における熱中症発生状況」

環境に配慮した暮らし

「床快full空調×ZEH水準」という選択。

床快full空調のシステムだけでは、冷暖房された空気が外に逃げてしまうなど、結果的に空調コストが高くなってしまうおそれもあります。しかし、床快full空調が採用されたマンションは、 各戸「高気密・高断熱」のZEH水準の仕様としています。断熱性の高い住まいで魔法瓶のように室内温度が一定に保たれることで、床快full空調のパフォーマンスをより効果的に発揮でき、快適で健やかな暮らしが送れます。また、エネルギー使用量を減らす「高効率設備」を採用し、光熱費の削減も実現。家計にも環境にもやさしい次世代型の省エネ住宅です。

設定温度を緩和して「快適&省エネ」のイイトコ取り。

設定温度・運転の仕方を工夫することで、リビングに床暖房+部屋ごとに壁掛けエアコンを設置する一般的な個別冷暖房よりも、省エネになります。
CO2排出抑制にもつながる環境にやさしい暮らしを実現します。
数日から1週間程度の外出時は、通常より設定温度を緩和してご使用いただくと、省エネで快適性を維持することができます。エアコンや床暖房のオン・オフを繰り返すよりも設定温度を緩和した連続運転の方が、省エネになります。

※あくまでシミュレーションによる試算であり、使い方、諸条件によって結果は異なる場合があります。

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お客様の声

40代男性/2人家族

単純に快適。帰宅して、暑い寒いと思うことがない。以前の住戸では冬場にお風呂に入ろうと思いリビングから洗面室に行くととても寒いことがあったが、それもなく快適。冬もあたたかいという感覚があり、半袖で過ごしている。格好も、以前は半袖と長袖を2枚重ねて着ていたが、今は楽だとシンプルに感じる。虫が嫌であまり窓を開けるのが好きではないが、閉めっぱなしでも換気できるので、それも良いと思う。

50代男性/2人家族

毎年夏は洗面台やトイレに扇風機を持ち込むなどしていたが、その必要がなく快適。寝室で、エアコンからの風やサーモスタットの音が無いので熟睡できている。

40代女性/3人家族

カラリと快適な空間にいることが、こんなに気持ちが良いとは思わなかった。窓の結露もなく朝起きて寒いこともない。ホテルライクな環境に大変満足している。夏も冬も薄手の羽毛布団でOKなのもいい。

30代女性/4人家族(ペットあり)

犬を飼っていて、前の家だと夏場は玄関が冷たいのでそこでよく寝ていたが、今はどこも快適なので移動せず好きなところで寝ている。

今後、住み替えるとしたら、床快full空調の
入った住宅に住みたいですか?

※出典:『床快full空調』物件入居者に対し行った個別ヒアリング調査(2022年9~10月及び2023年3~4月の2回実施、調査対象物件:2物件、調査対象住戸:20件)
及び『床快full空調』物件入居者に対し行った「夏の住み心地についてのアンケート」・「冬の住み心地についてのアンケート」調査(2021年9月~2024年9月実施、総回収数延べ1619件)
※掲載の内容は一部ご入居者様のご意見を頂戴したもので、当マンションの性能などを保証するものではありません。