豊かな暮らしへのエスコート

未来を見据えた
エリアマネジメント

マンションはオープン&コネクトの時代へ

建物をお客さまに引き渡すことが、私たちのゴールではない。その想いを体現したひとつがエリアマネジメントへの取り組みです。マンション内だけの限られたコミュニティではなく、地域・街ぐるみで愛着を育むことで、街はずっと愛され、成長し続ける...。未来への財産にもなる、街づくりへの挑戦です。

時を経ても色褪せない、これからの街づくりを目指して

住まいや商業施設、公園などを提供するだけではやがて街の価値が薄れていくこともあります。住民同士はもちろん、地域の方々とも互いに顔見知りで、元気に挨拶が交わされるようなコミュニティが根づいていれば、例えば災害時でも安心できる強い共同体になり、街も次代へと継承されていくはずです。人と人とが結びついてコミュニケーションを取ることで生まれてくる価値こそ、私たちが考える、これからの街の価値であり理想像です。

ふなばし森のシティ

千葉県船橋市「新船橋」駅前に住宅・24時間スーパー・大型ショッピングモール・オウカス(サービス付き高齢者向け住宅)・総合病院・子育て施設・公園などを擁する大規模再開発。住民自らが主体となってイベントの開催や地域との交流に取り組み、世代を問わず愛される街が育まれています。また、持続可能な街づくりへ向けた様々な取り組みにより「エコカルティエ認証(環境配慮型地区認証)」をフランス国外では世界で初めて取得しました。

入居開始から7年目、大規模な夏祭りなどが住民主導で行われています。 左の写真は「エコカルティエ認証」授与式の風景(2016年)

未来を見据えたエリアマネジメント

大切なのは、マンションでの暮らしだけではなく「街での暮らしが豊かであること」です。私たちは、そんな街の豊かさは、そこに住む人自身が街に愛着や誇りを持ち、自分たちで街を守り育てていこうという気持ち、シビックプライドによってもたらされると考えています。シビックプライドと言っても難しく考える必要はありません。Be ACTOは、野村不動産グループが運営に伴走するエリアマネジメントの仕組み。個人や団体、学校や企業、そのエリアや街のファンであればいつでもだれにでも扉が開かれています。お互いに頼ったり頼られたり、そんな関係づくりのお手伝いをしつづけることで、そのエリアならではの世代を超えた循環型コミュニティが育つ苗床を目指しています。第1弾の「Be ACTO日吉」に続き、「Be ACTO南山」「Be ACTO亀戸」とさまざまなエリアで住んでいる人やその街のファンの方々による小さな「やってみたい」が実現しております。

持続的な地域コミュニティの苗床として機能する
Be ACTOパッケージ

コミュニティの苗床となる3つの共通パッケージ

将来的に自走していくエリアマネジメントを実現していくためには、地域コミュニティの醸成が必要です。Be ACTOでは3つの共通パッケージと、それぞれの地域ならではの仕組みをアドオンとしてご用意し、コミュニティの苗床としてさまざまな関係づくりをお手伝いしていきます。

1マチノバふらりと寄れて気軽に使える「場」

とくに用事がなくてもふらりと寄れる。困りごとをもって訪れられる。いざ何かはじめようと思ったときに自由に使える。Be ACTOが運営する拠点「マチノバ」はそんなところです。マンションの共用部でもない。公共空間でもない。他にはないBe ACTOが管理する独立した拠点だからこその推進力で、地域の可能性を後押しします。

2ツナグヒト関係をつくってくれる「人」

「なにかやりたいことはありますか?」と聞かれても、急には答えられないものです。やる気は、いつもふとしたときにやってくるものです。Be ACTOが運営する拠点「マチノバ」には、気軽に話を聞いてくれ関係づくりを後押しする「ツナグヒト」がいます。毎日のちょっとした挨拶や会話の中から、小さな想いややる気を汲み取り、地域の「腕」とのマッチングをお手伝いします。

3パートナー小さな経済圏をともなう持続可能な運営体制

地域の中で活動を根付かせるためには、自然なかたちで無理なく運営できる体制が必要です。Be ACTOでは、理念に共感いただいた事業者やテナントである「パートナー」といっしょに活動の基盤をつくります。地域を小さな経済圏としてとらえて、Be ACTOの活動とそれぞれの事業の活動とがお互いに支えあえるような持続的な運営体制の構築をサポートいたします。また、それぞれの地域で、エリアマネジメントに関する包括連携協定を取り交わした事業者やテナントは「コアパートナー」として、Be ACTOの活動にコミットいただき、人や事業の成長が地域の特色になっていくような循環をつくっていきます。

Be ACTOでは、持続的なコミュニティづくりのために基本パッケージの思想は大切にしながらも、地域を何か特定の型にはめたいわけではありません。活動を通じて、それぞれの地域らしさが、加速されるような取り組みが起こればと思います。Be ACTOの運営を通じて、会員や理事会、パートナーの皆さまといっしょに、地域の特色に合わせたさまざまな仕組みをアドオンとして考えていければと思います。

Be ACTO 日吉外部サイト

横浜市港北区の日吉駅から徒歩10分の大規模複合開発。Be ACTO日吉は、プラウドシティ日吉に拠点を設けて、日々活動をおこなっています。会員向けに、用事がなくてもふらりと立ち寄れる「まちのリビング」、貸切OKの「まちのスタジオ」、在宅ワークにも使える「まちのワークスペース」などのシェアスペースを用意しています。一緒に街をもりあげてくれるBe ACTOのコアパートナーであるグリーンショプ、子育てスペースに加えて、2022年5月には、スポーツスタジオやコミュニティカフェもオープンし、いよいよ全工区そろって街がスタート!地域のさまざまなやる気を後押しします。

建設現場を地域の交流拠点としようと街ができる前から始まった「吉日楽校外部サイト」。これからもその思いは受け継がれていきます。

Be ACTO 亀戸外部サイト

東京都江東区「亀戸」駅徒歩2分の大規模商業施設跡地における『地域共生』をテーマとした複合プロジェクト。Be ACTO亀戸は、プラウドタワー亀戸クロス4階に拠点を設け地域活動を推進しています。亀戸に住まい・働き・集い・憩う人々が愛着や誇りを持ち、より良いまちへ育んでいこうと思い続けられることをコンセプトに、会員の皆さまが気軽に使えるラウンジ・キッズスペースやワークス&スタディスペース、ダイニング&キッチンなどをご用意。新しい生活を育んでいく活動を支援いたします。

街への関心を育む小学校出張授業ブログラム「まちをみるめ」。2021年はコロナ渦のため、オンラインでこれからできる街にこめる思いを伝えました。