建築デザイン

プラウド苦楽園

メインビジュアル

時を越えて清らかに澄み渡る、
ニテコ池畔の美景を望む集合邸宅が誕生

昭和の初めより、錚々たる名士たちが暮らし愛してきた風光の地、ニテコ池。今、その美しき池畔と響き合う集合邸宅「プラウド苦楽園」が誕生しました。

積み重ねられた時と呼応する建築

昭和初期より邸宅地として志ある方々によって大切にされてきた池畔の美景。その景と響き合うためにまず求めたのが、刻まれてきた時の厚みを受け止める建築としての奥行きの深さです。「プラウド苦楽園」では、景観のパースペクティブに沿わせた横のラインを、建築素材の質感とカラーによって大きく3つに分節。その上で、濃色の竪柱、バルコニー、ベイウィンドウを組み合わせて、ひとつひとつの邸に、邸宅としての奥行きと豊かな表情を与えています。

静かに品を醸す外観ディテール

遠くから見える最も外側の外壁(第一外壁)には、自然な土の風合いを備えた大ぶりのせっ器質タイル(3丁掛)と同色のボーダータイルの組み合わせを。やや奥まったバルコニー内側の外壁(第二外壁)には、細身の磁器質タイル(45四丁掛)を採用。遠近感を活かした素材の巧みな使い分けで、奥行きを創出。その上で目地を深く、粗めの砂目地とすることで、時刻や季節によって移ろう豊かな陰影を意匠しています。

美しき景観を受け継ぎ、新たな風景を綴る2つの杜

ニテコ池畔の美しい景観を受け継ぐ杜としての「コモンフォレスト」と、新たな風景を創出する杜としての「プライベートフォレスト」というふたつの杜を設定。前庭となる「プライベートフォレスト」では、樹高15mを超える古木を残し桜並木を連続させるなど周辺の景観や植生に配慮しつつ、敷地内を回避する小径を配して住まう方に積極的に緑と関わっていただける庭園空間を創出。この地にふさわしい新たな杜のあり方を追求し具現化しました。

阪神間の洋館建築のようなエントランスアプローチ

「プライベートフォレスト」と「コモンフォレスト」、ふたつの杜が出会う一画に、敷地の奥行きを活かしてゆったりと引き込んだ車寄せと花崗岩の門構え、シャープなキャノピーが印象的なメインエントランスを設けています。阪神間の洋館建築の伝統を思わせるエントランスアプローチは現代的でもあり、格調高い雰囲気が住まう方やゲストを迎え入れます。

大門を思わせるパーキングゲート

駐車場は、街並みへの配慮として、また愛車を風雨から守るため、別棟の地下にご用意。大門を思わせるパーキングゲートを設けて、大切な愛車は外部から見えない地下に納められます。

エントランスホールは洗練された和洋折衷の空間

エントランスアプローチからエントランスホールにかけては花崗岩を使用。多く使われるさび色のものではなく、敢えてシャープな黒色の花崗岩を表面仕上げを変えて用いることで、より印象的なシーンを創出しています。さらに、エントランスホールには、池畔の桜と呼応するチェリーフローリングを併せて採用。赤みを帯びたチェリーフローリングと黒色の花崗岩の組み合わせは、洋の意匠でありながら、どこか洗練された和のテイストを感じさせます。

美しい四季の植栽で彩られたコリドール

私邸への動線となるコリドール(回廊)には、季節の潤いに溢れた美しいシーンをご用意。季節が移ろうごとに表情を変え、落葉樹で彩られます。私邸へと歩むほどに、心は和らぎ寛ぎの情感が深まっていきます。

空間に特別な印象を醸すヘリンボーン貼り

エントランスホールからコリドール(回廊)へと向かう一画とサロン(集会室)の床には、阪神間の優れた洋館建築によく見られるヘリンボーン貼り(矢羽根貼り)を採用。素材の加工や貼り方に手間と技が必要で、その独特の質感は、空間に特別な趣を醸します。

インタビュー

野村不動産 住宅事業推進担当 矢野 可奈子

「苦楽園口」駅から「プラウド苦楽園」に向かい名次神社の角を過ぎると景色がパッと開け、ニテコ池と当敷地が視界に広がります。まだ更地の頃、この景色を見てわくわくすると共に、身が引き締まる思いをしたのを鮮明に覚えています。この思いを胸に、プラウド苦楽園を建築する上で外観には特に気を配りました。細部を決める時も何パターンも試し、その上で決めました。また植栽や景石は九州や四国、関東へ足を延ばし選定しました。この物件には設計者、施工者、事業主の沢山のこだわりが詰まっています。

プラウド苦楽園

所在地
兵庫県西宮市奥畑137番3
交通
阪急電鉄阪急甲陽線 「苦楽園口」駅 徒歩8分
阪急電鉄阪急神戸線 「夙川」駅 徒歩19分
JR線東海道線 「さくら夙川」駅 徒歩21分
総戸数
65戸
竣工
2018年7月