

毎朝店でおにぎりを買い、会社へ出勤するサラリーマン。おやつは「伊勢屋の焼団子」と決めているという年配客。1907(明治40)年の創業から109年。この店は、門前仲町の街の移り変わり、そして人間模様をずっと見守っている。四代目女将の本間妙子さんは、目黒で生まれ育ち、21年前に嫁いだ。「賑やかで活気のある面は、やはり門前町。特に深川八幡祭りや深川縁日などのイベント時は、街全体に一体感が生まれます。女将として『深川 伊勢屋』の伝統を守りながら、新しいことにも積極的に挑戦し、地域へ発信していきたいです」
創業より伝わる「焼団子」は、甘辛なみたらしのタレが絶品。加えて「いそべ団子」「あん団子」「ずんだ団子」「ごまあん団子」と、すべて国産もち米、上新粉にこだわっている。各130円。
和菓子のほか、おにぎりや弁当、総菜など、一つひとつすべて手作り。
モチモチのぎゅうひで生チョコを包んだ「深川ちよこ(6個 650円)」。抹茶バージョン「深川まちこ(6個 650円)」も。
※掲載の内容は、地域活性化支援団体Are.Bra(エリブラ)が発行する「まちぶら」と「FUKAGAWA LIFE magazine」を基に制作したもので、今後、変更となる場合があります。