大手町から25分。水郷の街として知られる金町が、先進の街、文教の新拠点としてイメージを一新。
駅前を中心に新たな街づくりが進んでいます。

1 金町の街を歩く

水元公園の自然に恵まれた金町は、
水と緑と文教の街をめざす

最寄り駅はJR常磐線の「金町」駅と京成金町線の「京成金町」駅。隣り合っているので、実質的にはひとつの駅といった感覚です。JR常磐線は東京メトロ千代田線に直通で、乗り換えなしで大手町や霞ヶ関といった都心に出られる便利な路線です。

まずはJR金町駅の北口方面を歩いてみましょう。駅前の「東急ストア金町店」は23時まで営業するスーパーマーケット。テナントの総菜店なども夜遅くまで営業しています。また、駅前から東西に活気のある商店街が延びていて、ここはお気に入りを探す楽しみと店主との会話も魅力です。

JR金町駅南口

JR金町駅の南口、京成の京成金町駅がある側は、現在再開発が進行中。一足先に完成した「ヴィナシス金町」の1階にあるスーパーマーケット「マルエツ金町店」は24時間営業。他にも、葛飾区立中央図書館、レストラン、ショップ、クリニック、カルチャーセンターなどがテナントとして入っていて、便利が凝縮しています。

ヴィナシス金町
cafe hakuta

再開発で魅力を増したのは駅前だけではありません。2013年に開設された「東京理科大学葛飾キャンパス」によって、金町はアカデミックな雰囲気と学生街の活気も手に入れました。金町駅の北口徒歩8分に広がるこのキャンパスは地域に開かれていて、施設の一部は学生でなくても利用可能。子どもたちが遊びながら科学を学べる「未来わくわく館」や、広い原っぱが印象的な「葛飾にいじゅくみらい公園」などは、特に子育て世代に魅力でしょう。

地域に開かれた大学の誕生で
さらに活性化する街

東京理科大学葛飾キャンパス

子育て世代に昔から人気といえば「水元公園」。23区内で最も広いこの水郷公園は、自然と親しみながら家族で過ごせるスポットです。桜と花菖蒲の名所としても有名で、キャンプやバーベキューも楽しめます。

葛飾にいじゅくみらい公園運動場
水元公園

2 新しい風

自然や生きものと友達になれる
かわせみキングスたちの爽快なフィールドへ

鮮やかなブルーとオレンジを纏った可愛らしい鳥、カワセミ。あなたは見たことがありますか? 山奥の渓流でしか会えないと思っている方が多いようですし、実際、高度経済成長期には都市部に暮らすカワセミの数は減ってしまいました。しかし、水辺の環境の改善とともに、近年は街の近くの川や池でも見られるようになりました。

そんなカワセミと気軽に出会える場所が金町にあります。水元公園の水辺に建つ「水元かわせみの里」です。室内から大きなガラス窓越しに観察。ほぼ毎日会えるそうです。

「カワセミはここで1年中見られます。愛らしい見た目はもちろん、食べ物をプレゼントしてプロポーズしたり、大きな声を出して縄張り争いをしたりと、ちょっと人間くさいところもカワセミの魅力ですね。ここの主役はカワセミですが、水元公園にはたくさんの生き物がいます。きれいな水、植物、昆虫、魚たち。豊かな環境があるからカワセミも安心して暮らすことができるんです。カワセミは水元公園の素晴らしい環境のシンボルなんですね」

水元かわせみの里
水辺のふれあいルーム

そう話すのは、ここの主任専門員、山﨑祐子さんです。「水元かわせみの里」の中は水元公園で暮らす生き物たちを紹介する「水辺のふれあいルーム」という名前の施設になっていて、水元公園の自然と触れあうことができるガイドウォークを毎日2回、無料の講座を年に24回程度行っています。

「専門の先生に来ていただいて、お話をしていただきます。みなさん分かりやすく話してくださいますし、お話の後には外での自然観察や実践もあるので、好評なんですよ。内容も、お子さん向けのもの、大人向けのもの、すべての世代で楽しめるものと、工夫しています」

水辺のふれあいルーム周辺の自然
水辺のふれあいルーム 主任専門員の山﨑祐子さん

この無料講座の他に、「かわせみフェスティバル」や「秋のクラフト教室」といったイベントも年に10回ほどあります。その際に大活躍するのが、自然大好きな子どもたちで組織されたキッズボランティア「かわせみキングス」です。絵を描いて展示物を作ったり、クイズを考えたり、訪れた人への説明や発表もします。

自然の大切さを学び
金町の次の世代につなげる

「小中学生を中心とした20人ほどの集まりで、毎年春に募集しています。『ボランティア』といっていますが、『学びの場』といった方が近いかもしれません。活動を通じて自然の大切さを学んでもらい、次の世代につなげて欲しいんです」

水辺のふれあいルーム

「かわせみキングス」の活動は、イベントのお手伝いの他に、月に2回の定例活動(勉強会やごみ拾いなど)、年に1回のハイキング、飼育している魚などへの餌やりや水槽の掃除なども手伝います。学校の授業の後や休日にふらっと来る子もいます。「かわせみキングス」は、自然好きな子どもたちのクラブのようにもなっているのです。学校も学年も違う子どもたちが集まり、ここで友だちの輪が広がります。また、山﨑さんたちスタッフや、大人のボランティア、イベントの際に出会う地域の人たちと触れあうことで、子どもたちは成長していきます。ここは子どもたちの成長の場でもあるのです。

触って動かせる展示
ガイドウォーク

水元公園の豊かな自然の中で育つ「かわせみキングス」の子どもたち。彼らはカワセミに負けないくらい輝いています。

水元公園

写真:薮崎めぐみ

写真協力:水元かわせみの里 水辺のふれあいルーム

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※掲載の情報は、2019年10月時点の情報です