プラウドが生まれる街練馬区 中村橋

池袋から2駅9分の中村橋はアクセスのよさが人気。でもそれだけではありません。日々の暮らしを大切に、そして子どもとともに成長していきたい。そんな想いの人たちがいま注目している街、中村橋を歩きます。

1 中村橋の街を歩く

中村橋は暮らしのアイテムが
身近にそろうコンパクトシティ

美術の森緑地

中村橋は西武池袋線の駅。改札口の目の前に「西友」、駅直結の商業施設「Emio中村橋」の中に「ザ・ガーデン自由が丘」と、駅近に2つのスーパーマーケットがあります。さらに嬉しいのは、改札を出てすぐに、100軒以上のお店が連なる「サンツ中村橋商店街」が伸びていること。ヒューマンスケールの程よい広さの道にお店がぎっしりと並んでいる賑やかな商店街で、徒歩で買い物が便利にできます。

中村橋駅
サンツ中村橋商店街

街の名前を冠した銘茶があるお茶屋さんの「山下園」、大正時代に創業したパン屋さん「YOU」といった老舗が元気で、商店街からは少し離れますが、都内で唯一の無添加・手作りの味噌蔵「糀屋三郎右衛門」もあります。かと思うと、管理栄養士が運営するおばんざいカフェ&テイクアウトの「おはしごはん」など新しい感覚のお店も人気。普段の何気ない買い物はもちろん、深掘りするのも楽しい街です。

「YOU」は種類豊富なパンはもちろん、ケーキもおいしい
手作りでヘルシーな「おはしごはん」

街に流れる心地よい空気が
快適な家族の時間を彩る街

遠方から訪れるお客さんもいる「糀屋三郎右衛門」

中村橋駅の改札を右に曲がってサンツ中村橋商店街を進むと桜の名所の「千川通り」。練馬区の公園の数は23区でNo.1 ※1 で、中村橋エリアにも「中村公園」「ガラクタ公園」「貫井公園」など、子どもと一緒に遊べる公園がいくつもあります。こういった緑の好環境に加え、共働き世帯に嬉しい保育園や託児施設が点在し、「中村児童館」などの支援施設も充実。さすが、不動産・住宅情報サイト「ライフルホームズ」の「子育てのしやすい街」ランキング ※2 で東京23区No.1に選ばれた練馬区の街です。

※1:東京都建設局ホームページ「東京都都市公園等区市町村別面積:人口比率表  (2020年4月1日現在)」より
※2:2016年4月調査

お城の形の遊具が人気の「貫井公園」

教育の面でも中村橋は注目に値します。何より中村橋が個性的なのは、駅前にアートに気軽に触れられる施設があること。「美術の森緑地」は緑の芝生に動物をモチーフにしたカラフルなオブジェが並ぶ公園で、オブジェによじ登ったりかくれんぼしたり、子どもたちが楽しそうに遊んでいます。すぐ隣の「練馬区立美術館」では子ども向けのワークショップなどを頻繁に開催しています。さらに、付近には「貫井図書館」や「貫井地区区民館」。子どもの心を育て、大人の知的好奇心に応える文化の中心が駅前にある。それも他の街にはない、中村橋の大きな魅力です。

美術の森緑地

2 新しい風

美を「みる・みせる・つくる」
心ときめくわが街の美術館 練馬区立美術館

子どもたちの元気な声が響く中村橋の街の中で、ひときわ賑やかな一画があります。駅前の「美術の森緑地」です。32体のかわいくて不思議なオブジェが並ぶ広場で子どもたちが伸び伸びと遊んでいます。そのすぐ隣に建つのが「練馬区立美術館」。練馬区にゆかりのある作家の作品や、日本の近現代美術を中心に収蔵し、展示を行っている美術館です。…こう書くと、ありふれた美術館のように思えるかもしれませんが、そうではありません。

「練馬区立美術館」のロビー

「当館の特徴のひとつとして挙げたいのは、コンサートの開催、ということですね。ロビーに1877年製のスタインウェイのピアノがあるんですが、それを使ってコンサートを開催してきました。展覧会のテーマに合わせたミニコンサートなんですが、これがなかなか好評なんですよ。昨年『ショパン展』を企画したときにも予定していました。残念ながらコロナで流れてしまいましたが…」と副館長の毛利義嗣さん。コロナ禍でコンサートは2月末現在休止中ですが、早く開催できるようになるといいですね。展覧会の前にコンサート。鑑賞気分が盛り上がります。

練馬区立美術館副館長の毛利義嗣さん
ロビーで行われるミニコンサート
四角い形で凝った造りのスタインウェイ

次の特徴として挙げてくれたのは、ギャラリートークやワークショップなどのイベントに力を入れているということ。ギャラリートークでは、担当学芸員が展示室を回りながら解説したり、作家さんを招いて話をしていただいたりしています。

ギャラリートーク
「35年の35点」は2月14日に終演しています

ところで、練馬区といえば子育て世代に人気の区。実際、中村橋の街でも子どもたちをたくさん見かけます。それを意識して、ということもあるのでしょうか。美術館では大人向けのものはもちろん、子ども向けのイベントも多く開催しています。その代表は『トコトコ美術館』で、未就学児と保護者を対象にした、いわば「初めての美術館体験」。美術館に親しみを持ってもらい、美術を鑑賞する楽しさを伝えています。

街と人をアートでつなぐ
居心地の良い美術館をめざして

トコトコ美術館は年に3〜4回ほど開催し、10年以上も続いています。

「最初のころに参加した子どもたちが中学生くらいになって、別のイベントや展覧会に来てくれたりします。それが担当者はとても嬉しいって言っていますよ。街中で『先生!』って声をかけられることもあるそうです」

こうしたイベントが美術に親しむきっかけになり、子どもの才能が開花したら、素晴らしいことです。

「ワークショップもやっていますが、そこで心掛けているのは、展覧会の内容とリンクしたものにするということです。工作が好きな子ってたくさんいるんです。でも、展覧会で作品を観て、思ったことや感じたこと、それを経てモノを作るということが大事なんです。それから、マナーを学ぶことも大切。作品を観るときは静かに。きちんとするときはする。そうしたことも伝えています」

「トコトコ美術館」は、観て、学んで、作って…と、多角的なプログラム

美術館は駅前の一等地にあり、階下には「貫井図書館」があります。いくつかの展覧会では図書館と共同で託児サービスを行う計画もあるそうです。また今後は、駅前の商店街で作品を展示したり作家が公開制作を行ったりと、美術館を飛び出す試みも行いたいと毛利さん。子どもたちの笑顔が広がる中村橋の街が、アートの力でさらに魅力的になる日も近いでしょう。

写真:薮崎めぐみ

写真協力:練馬区立美術館

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※掲載の情報は、2021年2月時点の情報です