プラウドが生まれる街元住吉

人気の東急東横線沿線の街の中で、「充実した商店街」といえば「元住吉」。便利なのはもちろん、楽しさ、ぬくもり、憩い、気づきなど、たくさんのものを与えてくれるのが商店街。アクセスの良さだけではない、元住吉の魅力をご紹介します。

1 元住吉を歩く

元気な商店街に憩いの公園。元住吉の街で、
新しい「家族の物語」が、はじまる

東急東横線といえばかつては渋谷と横浜を結ぶ路線というイメージでしたが、今では乗り入れによってさまざまな駅に直結する巨大ネットワークに進化しています。品川、渋谷、新宿、銀座、六本木、大手町、池袋…。さらに2023年春に開通する予定の新路線にも乗り入れ、新横浜駅での新幹線への乗り換えが大幅に便利になります。元住吉駅はそんな東横線のほぼ中央。どこに行くにも便利な駅です。

元住吉駅。改札口の前に広々とした窓。太陽光発電や雨水の利用など、エコに配慮した駅でもある

元住吉の真骨頂は充実した商店街です。駅を中心に東西に伸び、東側が「モトスミ・オズ通り商店街」、西側が「モトスミ・ブレーメン通り商店街」。この2つの商店街の店の数を合計すると、なんと約260店。グルメ、物販、サービス業。スーパーマーケットに個人商店。老舗、名店、トレンドの店。多彩に使いこなせます。

活気ある駅前。日中の多くの時間、歩行者天国になる

店がたくさん揃っているのは単に買い物に便利だというだけではありません。商店街は街の賑わいの中心地。個性的な店主との語らいや、他の客との出会い。そこには人と人との触れ合いがあり、気づきもあります。元住吉はトレンドに敏感な東横線沿線の街。ベトナムサンドウィッチの「タオズ」は、異文化体験が気軽にできる場所です。

ベトナムサンドウィッチのタオズ。2階はベトナム料理レストラン
農家産直米すえひろ。自然食品、減農薬野菜、おにぎりなども販売

無農薬を中心とした米を必要な分だけ購入でき、その場で精米してくれる「すえひろ」。丁寧な仕事ぶりでコーヒー好きから信頼の篤い大沢征史氏のコーヒー店「Mui」と、氏が監修する洋菓子店「KUTOTEN」。無農薬、無添加、有機にこだわったレストラン「木月キッチン」など、誠実・安全・安心な店が目立ちます。元住吉には明治時代からの伝統を守る醤油醸造所「福來醤油」がありますが、食を大切にするのはこの街の伝統なのかもしれません。

もっとおいしいコーヒーを飲みたい。自宅でも楽しみたい。
Muiはそんな人の頼りになる店
KUTOTENはお菓子のテイクアウトの店。人気のMuiのケーキを自宅で楽しめる

食の伝統を新しい生活に活かす
元住吉の街へ

元住吉には街を盛り上げる2大イベントがあります。オズ通り商店街で「オズフェスタ」、ブレーメン通り商店街で「フライマルクト」。コンサートや仮装パーティなど、みんなで楽しめるお祭りです(昨年はコロナ渦を考慮して中止)。また、世界からやって来た隣人たちとの触れ合いの場「川崎市国際交流センター」や、青空の下が心地よい「野外音楽堂」もあり、楽しみは尽きません。ここでの体験は元住吉で育つ子どもの大きな糧となるでしょう。

自然が身近にあるというのも子育て世代にとって魅力です。「中原平和公園」など大小の公園に、「かながわの花の名所100選」に選ばれた渋川沿いの桜並木、「江川せせらぎ遊歩道」。多摩川の河川敷にも自転車で気軽に遊びに行けます。

中原平和公園

2 新しい風

元住吉には1gから食材を買える
量り売りの専門店があります

個性的な店が集まる元住吉。その中でも特にオンリーワンといえる店があります。「バルクフーズ」。オーガニックな乾燥食品などを1グラムから必要なだけ買える、量り売り専門店です。近隣の方々が気軽に立ち寄って購入する「街の食料貯蔵庫」として重宝されているこの店は、健康に感心を持つ方、環境意識に敏感な方が遠くからわざわざ足を運ぶ店でもあります。

バルクフーズ元住吉店

「生のナッツ類、漂白剤不使用のドライフルーツ、生はちみつ、オリーブオイル、乾燥野菜、スパイス、チョコレート、天然洗剤など、300近くの品目を扱っています」と代表の伊藤弘人さん。

伊藤さんは、量り売りの店を始めたのには特別な思いがあったと言います。
「私はね、大学時代に肝臓を患って、入退院を繰り返したんです。弟も子どものころ大病を患って、身体を丈夫にするためにと、当時は希少だった良質なチーズを両親は苦労して手に入れて食べさせていました。身体は食べるものから出来上がってきますから、健康になるためには継続して良いものを食べる。でも身体に良いものはそれなりの値段もします。続けて食べるためには価格も重要じゃないですか。それを実践するのに量り売りは一つの手段だなと思って始めたんです」

代表の伊藤弘人さん。自宅から自転車で通っているとか
黒いレバーを手前に倒すと商品が出てくる。
「子どもがやりたがって…」と、買い物中のお母さん

身体に良い良質なものを必要な分だけ無駄なく買う。ロスが少ないから売る方にも買う方にもメリットがある。だから量り売り、なのですね。バルクフーズの本店(元住吉店)は元住吉駅から徒歩8分ほどの場所にありますが、店内には商品が詰まった容器がずらりと並び、圧巻です。客は必要なものを必要なだけ自分で容器に詰めて購入します。容器はガラス瓶などを持ち込んでもいいですし、備え付けの袋で購入することもできます。容器の持ち込みを勧めることで、環境意識の啓発にも繋がっています。商品一つひとつに、いち消費者でもあるスタッフが買う人・食べる人の立場で書いた説明が書かれ、店内に常連の料理専門家と一緒に作ったレシピも置いてあります。持ち帰り可のレシピを見ると、次は何を作ろうかとわくわくします。

無料配布しているレシピ。
共同制作した料理研究家の太刀川雅子さんは近くに住む常連客

量り売りを元住吉の街の文化に

カラフルでおいしそうな、バルクフーズのトレイルミックス
生ハチミツも人気。特殊な器具で鮮度を保っている

「私は8年前にこの店を開店しましたが、こういった業態の店がはたして成り立つのか、不安もありました。元住吉に決めたのは友人の勧めがあったからですが、すぐに正解だったと確信しました。元住吉はまず、商店街がいい。青年部が元気なんです。若い人と昔からの人が混じり合って、いい活動をしています。そんな街ですからお客さんも目が肥えているし、年齢層も幅広い。交通の便がいいので、遠くから足を運んでくださる方もいらっしゃる」

ブレーメン通り商店街のスーパーマーケット「大野屋」。系列店にバルクフーズの量り売りコーナーを設置
元住吉駅前店は駅から徒歩約1分。カフェスペースもある
元住吉駅前店の人気メニュー、ジェラートは、横浜藤が丘のジェラート専門店「クアットロパンキーネ」とのコラボ商品

バルクフーズは、今では街にしっかりと根を張りました。人気のブーランジェリー「パンドププ」とのコラボレーションで、バルクフーズで大人気のフレッシュなナッツペーストを使ったクッキーを販売したり、地元のスーパーマーケットに量り売りコーナーを設置してもらったり、商品の袋詰めに障害者支援施設に応援を頼んだり。ハイキングなどアウトドア活動の際の携行食として、また手軽で健康的なおやつとしても人気のトレイルミックスをオリジナルで作るワークショップも開催しました(現在はコロナ渦により休止)。

「パンドププ」とのコラボクッキー
ワークショップ

トレイルミックスはバルクフーズの人気商品の一つです。他にはできない組み合わせが魅力ですが、それはバルクフーズならではのナッツ類の種類の豊富さと、組み合わせを決めている高感度な若いスタッフのセンスあってのもの。多様性に的確なキュレーションが加わり、唯一無二のものとなる。個性的な店や人が集まってここにしかない魅力を発信している元住吉の街と重なります。

撮影:薮崎めぐみ

協力:バルクフーズ

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※掲載の情報は、2022年3月時点の情報です