プラウドが生まれる街新浦安

パームツリー、リゾートホテル、煌めく海。新浦安は開放感と華やぎを感じさせる街です。「東京」駅へ直通19分(日中時直通16分)の好アクセスに加え、商業施設の充実など、暮らしやすさも十二分に備えています。非日常を日常に取り入れることのできる街、海風を感じながら家族揃ってゆったりと暮らせる街、新浦安をご紹介します。

1 新浦安を歩く

新浦安は、海風を感じながら
家族でゆったり暮らせる街

「新浦安」駅南口駅前。広々として心地よい
「新浦安」駅南口駅前。広々として心地よい

最寄り駅であるJR京葉線「新浦安」駅を降りると、駅付近から南東に向かって伸びている大通りがあります。新浦安の街を文字通り象徴する道「シンボルロード」です。この道をしばらく進むとベイエリア。電柱のない開放的な街並にパームツリーが並び、コロニアル風のホテルが建つ景観は、まるで海外のリゾート地のようです。突き当たると目の前に広がるのが青く輝く東京湾の海。思わず深呼吸をしたくなる、雄大な景色です。

落ち着いた空間が広がる「パジャッソ」
落ち着いた空間が広がる「パジャッソ」

「パジャッソ」のテラス席は犬連れでもOK。料理はもちろん、お酒の品揃えにも定評がある

「ラトリエ ドゥ ノノ」。人気の焼き菓子は、ドリンクと共に店内で楽しむこともできる

リゾートフルな街にはそれに相応しいお店が揃っているもの。新浦安には「シンボルロード」周辺を中心に何軒もあります。例えば「パジャッソ」。創作地中海料理とお酒を、カップルでもファミリーでも楽しめます。フランス菓子の「ラトリエ ドゥ ノノ」は毎朝丁寧に焼き上げるフィナンシェなどの焼き菓子で評判の店。月替わりのパフェも人気です。「ハイアット リージェンシー 東京ベイ」の「ルーフトップバー」など、ホテルのレストランやカフェを日常使いできるのもこの街ならではでしょう。

「ハイアット リージェンシー 東京ベイ」の「ルーフトップバー」。シグネチャーカクテルは館内で栽培されたハーブを使用。天体望遠鏡で天体観測もできる
「ハイアット リージェンシー 東京ベイ」の「ルーフトップバー」。
シグネチャーカクテルは館内で栽培されたハーブを使用。天体望遠鏡で天体観測もできる

海と緑に囲まれたベイエリアで
心地良い時間をすごす

目の前に東京湾の雄大な景色が広がる「浦安市総合公園」
目の前に東京湾の雄大な景色が広がる「浦安市総合公園」

海辺の自然を暮らしの中に活かすことができるのも魅力です。バーベキューやデイキャンプができる「浦安市総合公園」。「浦安市交通公園」はポニーの乗馬体験が人気です。東京湾の眺めが素晴らしい「高洲海浜公園」や、水辺の景観を楽しみながら散策やランニングが楽しめる「明海地区緑道」などもあります。

「浦安市総合公園」には、芝生の広場の他に、遊具を揃えた広場やデイキャンプ場などもある
「浦安市総合公園」には、芝生の広場の他に、遊具を揃えた広場やデイキャンプ場などもある
動物とのふれあいが人気の「浦安市交通公園」
動物とのふれあいが人気の「浦安市交通公園」

そんな優雅な暮らしを支えるのは、駅前を中心に集まっている便利な施設、買い物は「イオン新浦安ショッピングセンター」「ニューコースト新浦安」「MONA新浦安」といった大型商業施設で。行政サービスセンター、銀行、図書館、医療、教育施設も揃っています。海辺のリゾートタウンでありながら、暮らしを支える施設も充実。それが新浦安が子育てファミリーにも評価されている理由でしょう。

2 新しい風

浦安の海にふれあい
新しい発見のできる場所

港を行き交う白い客船。子どもたちが歓声をあげる巨大アミューズメント施設。世界中のグルメを味わえるレストラン。東京湾にはそんなイメージがありますが、実は自然も残されています。浦安市の東に広がる「三番瀬」と呼ばれる海域もそのひとつ。ここにはアサリやカニなどの小さな生き物が暮らし、水鳥がたくさん集まってきます。そんな東京湾に残された貴重な自然に触れ、学ぶことのできる場所が新浦安にあります。「浦安市三番瀬環境観察館」です。

「三番瀬」につながるゲート。「潮だまり観察会」などのイベント時に開放される
「三番瀬」につながるゲート。「潮だまり観察会」などのイベント時に開放される

「当館は新浦安の街の北東側の沿岸、ほぼ東の端にあります。目の前が『三番瀬』で、東京湾が一望できる2階からは野鳥の観察ができます。イベントの際には干潟に降りて、カニなどの生き物に触れることもできるんですよ」

主任自然解説員の松田直孝さん。解説員は基本的に日曜日と祝日に在館している
主任自然解説員の松田直孝さん。解説員は基本的に日曜日と祝日に在館している

そう説明してくれたのは、主任自然解説員の松田直孝さん。同館は2019年の開館ですが、野鳥大好きな松田さんは、そのずっと前からプライベートでこの場所に通っていたそうで、「新浦安はカモの観察ではメッカといってもいい場所です」と笑います。では「三番瀬」にはなぜ生き物がたくさん集まるのでしょうか。

2階の窓やテラスから東京湾を見渡せる。館内には「三番瀬」の自然を学べる展示もある
2階の窓やテラスから東京湾を見渡せる。館内には「三番瀬」の自然を学べる展示もある

「『三番瀬』って江戸川の河口に広がっているんです。川の上流から栄養がたっぷり流れて来ますから、栄養豊富です。しかも浅いから、酸素の供給量が非常に多い。だから貝類やカニ、ゴカイ、小さな魚がたくさん住めるんですね。そしてそれを目当てに鳥たちもやってくるというわけです。東京湾にこんな場所があるなんて、と驚かれる方が多いです」

2023年8月の「潮だまり観察会」には80名ほどが参加した
2023年8月の「潮だまり観察会」には80名ほどが参加した

野鳥の観察はいつでも可能。双眼鏡の貸し出しもあります。水辺の生き物の観察をしたい方は、「潮だまり観察会」などのイベントに参加。「三番瀬」の干潟は水位が低い時にしか現れません。イベントはちょうどよい日時に開催されます。当日は松田さんたちの解説つきです。

浦安に残る貴重な
海にようこそ

カニを見つけたり魚を捕ったり。東京湾の自然を実感
カニを見つけたり魚を捕ったり。東京湾の自然を実感

「食物連鎖のこととか、最近はマイクロプラスチックの問題とか、話しています。ここに来て実際に生き物に触れ、私たちの話を聞くことで、自然の豊かさや不思議さ、今起こっている問題に気づくこともできるのではないでしょうか。おかげさまでリピーターさんも多いです。触れるたびに新しい学びがあるのが自然です」

野鳥からゴカイやカニ。季節ごとに様々な生き物に出会うことができる
野鳥からゴカイやカニ。季節ごとに様々な生き物に出会うことができる

「潮だまり観察会」以外にも、凧揚げなどの昔の浦安の遊びを楽しむ会や、周辺の緑地で行う昆虫探しなどのイベントもあります。イベントには小さな子どもから年配の方まで集まります。同館は、人々が集い交流を深める、コミュニティの場にもなっているのです。

「昆虫探し」など四季の自然にふれるイベントも開催
「昆虫探し」など四季の自然にふれるイベントも開催
「貝殻コレクション」は、貝殻を拾いに出かけ、標本づくりをするイベント
「貝殻コレクション」は、貝殻を拾いに出かけ、標本づくりをするイベント

開館して4年。コロナ禍の影響もあり、昨年まではあまり大きな活動はできなかったそうですが、今年6月に行われた「Let's enjoy! 三番瀬」というイベントには延べ4000名ほどが集まったそうです。水辺の生き物の観察会やゴミ拾い、キッチンカーも出て、大賑わいでした。最近は地元の小学校の授業受け入れも増え、地元の市民団体との協力も密になってきました。これから「浦安市三番瀬環境観察館」は、新浦安にとってますます重要な場所になってゆくでしょう。

協力:浦安市三番瀬環境観察館

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※掲載の情報は、2023年9月時点の情報です